黒埼×石田祭ぃ！！ な、今週のブリーチ241話

　人様の早売り感想を見ると、竜弦が出ていることは確定らしいことはわかったのでうきうきしながらコンビニへ読みに行った今週のジャンプ。コンビニを出たら本屋で買って帰ろうとか思いながらコンビニへ向かいつつ歩いていたら、なんかすげー興奮してきてどうしようかと思いましたよ。一歩一歩近付くだけで高鳴る鼓動。しかもよくよく考えてみると、そのときちょうどMDで聴いてた曲がアリオス（アンジェリーク/cv成田剣）の『DESTINY～残響は止まない～』なもんだから、心臓ばくばくもんですよ。
　実はこの曲、ナリケンが低音ボイスで切なげに歌ってるやつでしてね。ある日これを聴きながら「竜弦の声なんだよね…」とか考えてたら歌詞があまりに妄想にマッチしちゃって、アリオスの曲であると同時にワタシ的竜弦ソングにもなってしまったというあれでね！　声も竜弦に近い低音だし歌詞は孤独で切ないしでもうもう、って感じ。シンケンで、絶対に言葉にはしないけれど一心への想いに溢れている竜弦なんですよぅ。元々好きな曲だったけど、お陰でなんかもう違う意味で別格ソングになってしまいましてよ。
　だから、気づけばその歌が流れていて、足はコンビニへと向かっていて、それで興奮しないわけがないという！　


　そんなこんなで（？）、本編の感想に行きましょうか。長いですけど。一応、内容別に印をつけてみたり。小説ページと同じく、「□イチウリ　○シンケン　▽その他」になります。

□　初っ端から口喧嘩イチウリ！　ああもうそんな容赦のない喧嘩久し振りでおねーさん嬉しいなあもう。チャドが浦原から聞いたことと、石田親子の間に起こった事実は、結果を言葉にしてみれば確かに浦原の言葉通りで、けれど雨竜はおそらく竜弦の真意には気づいていないのだろうなぁ…。あぁぁぁ、愛が空回ってるよお父さん！　もともととにかくわかりにくい愛だったけどな！（笑）

▽　竜弦が煙草ー！　ぎゃー！　なトキメキの裏では、浦原がお父さんの目を盗ん（だつもり）で雨竜の元へ。え、これはやはり浦ウリですか？　ていうかあんなエロくさい雨竜を前にして浦原が手を出さないはずがないとか真顔で思ってしまうあたり私ってどうなんだろう。きっと浦原商店に連れて行ったあと汗を流すとかいう名目であれとかそれとかになってるんだろうなぁ…と。
　……ん？　ていうかそうなると、雨竜は新衣装をどこで着替えたんだろう。実家で修行の合間にこっそり作ってたのを、浦原に頼んで一旦取りに戻ったんだろうか。それとも、外に出してもらったらのちほど浦原商店でお会いしましょう、的に別れたんだろうか。ていうか竜弦に隠れて新衣装作ってる余裕なんかないような気もするんだけどな…。材料とか集めらんないだろうし。ま、まさかあれか、脱出したのちに自分のアパートに戻って買い物して速攻で作ったとかそんなんじゃないだろうな！　ていうか石田ならできそうと思ってしまうあたりあれだよな！　あれだけ小細工凝らしておきながら、実はあまり時間がなくて物足りないなぁ…とか思ってたら石田は相当馬鹿だと思います。そしてそんな石田が愛しいよ。

□　契約の穴をつく、これは定義の問題でもあるよね。雨竜にとっての死神ってのは、尸魂界に属するものであり、一護はあくまで「死神代行」であって正式な死神ではない以上に、今の一護は尸魂界から切り離された存在であり、「死神＝尸魂界」が「死神（代行）≠尸魂界」であるのなら、つまりは今の一護は死神の定義から外れる存在である、と。……屁理屈ですな！（笑）　ああでもそんなところが本当に石田らしくてよかとです。チャドのひっそりとした微笑みに「茶ウリー！！」と萌えすぎたせいでイチウリ会話の萌え度に気づかなかったなんて秘密。
　一護の「オメーの敵だッ！」は、もうあれですね、これで萌えずにどこでもえろという。以前の関係がいつのまにか逆転してましてよ黒崎サン石田サン。尸魂界から戻ってきたときには、仲間だと思ってる黒崎と次に会うときは敵だと言い張る石田、だったのになぁ…。なんでこいつらこんなに萌えるんだろうな。

○　親父きたー！　ああああああもう、この4ページはどこをどう見ても萌えばかりで死にそうです。竜弦可愛い竜弦可愛い竜弦可愛い。シンケンやっぱいいなぁ！　まさかこんなに早く原作リアルシンケンが見られるとは思ってなかっただけに、嬉しい衝撃です。
　一心を「黒埼」と呼ぶのが初めてだという竜弦。さて、ここで問題になるのは、じゃあそれまではなんと読んでいたのか、という点で。色んなサイトさんの感想を読ませていただくと、「死神」「貴様」とかそのあたりが有力じゃないかっぽい感じみたいなんですね。実は私、その辺全然気づかなかったよ…！　てっきり、雨竜みたいにわざとフルネームで「黒埼一心」と呼んでいるんじゃねーかと思ってました。「何処から入った、黒埼一心」「質問に答えろ、黒埼一心」、みたいな。じゃなかったら、医者同士という関係上「黒崎先生」かなぁ、とか。または「黒埼医院さん」とか。互いに医者で、しかも面識がありそれなり以上の仲というのは1巻で既に伏線としてあったわけで、ということは彼らは現実でも接触が少なからずあったんですよね。それなのに竜弦が一心を「黒埼」と呼ぶのが初めてということは、おそらくは苗字には常に敬称なんかをつけていたんじゃないのかな、と。院長先生ですから、いくら偉くても相手のことが嫌いでも下手に人を呼び捨てにできないんじゃないかなと。むしろ、嫌いな相手ほど慇懃無礼な態度でなんの落ち度もなく対応するんじゃないのかなと。だから私としては、「黒崎先生」「黒崎さん」「黒埼医院さん」を推したいと思います。力を失っていた一心を、死神と区別するためにも。……ああそうだよ、力がないから死神ではない、と思わないと竜弦は一心とは関われないんじゃない？　そう考えると、やっぱり似てるよね、石田親子って。

　この4ページで特に好きな竜弦は、「何処から入った」、「力が戻ったのか」、「お前の知ったことか」、のとこですね！　ていうかアップのとこほとんどじゃん！（笑）　だってでもマジ可愛いんだも～ん。
　竜弦の煙草の意味を考えると萌えますね。何パターンか浮かぶけど、どれにしても萌える。個人的には密かな動揺や焦りや戸惑いといった心の揺れを誤魔化すというか抑えるためじゃないかなぁ、とか。ストレス発散に近い感じ。
　「…ああ　わかってる」のあとでは、一心が竜弦を押し倒しているに違いないと私は考えます。または座り込んでる一心に竜弦が近寄ってって、乗っかったり引き倒されてりしてるのも萌え。むしろそっちでGO！

▽　ていうか石田家の修行部屋、半地下にあるみたいだけどどういう構造してんの…？　浦原が建築（？）に関わってるだろうことは暗黙の了解っぽいけど。雨竜の力が戻った回では高さもあったっぽいしなぁ。ああでも、よく見ると部屋の外には上に行く階段があるわ。竜弦が寄りかかってる扉の高さからして、これは地下に作った部屋ではあるんだけど、実際の部屋と中は大きさが桁違い、ってやつなのかも。空間を歪めているというか、勉強部屋と同じようなつくりになってるんでしょうね。
　「お父さんいらっしゃらないんですね」、に浦原竜弦だ…！と思った人は多いだろうな。なんつーかどういう知り合いなんですかあんたらは、という。一心と浦原からみたら、竜弦なんてほんの40年程度しか生きてない人間だろうに、それでも一目置かれてるのがすごいよな。だって十三隊の元隊長と元副隊長（？）と対等でいられる生身の人間なんて現世では竜弦くらいなんじゃないだろうか。

▽　ばかでかいソファみたいな椅子に座るのはいいとして、わざわざ端っこに寄るんだったら別にあの大きさじゃなくても良かったんじゃないの…？と思ってしまったのは私だけでしょうか。なんであんなに横長なの？　ひとりで座るんだったらひとり用でいいじゃん。じゃなかったらあれか、あそこに破面メンバー並べるのか？　いっそ段差使って記念撮影とるとかそいういう勢いか？
　……ああでも、あの長さを利用してあのソファでウルキオラあたりと××～みたいなのを書く人がいるんじゃないかなー…、とか考えてるあたり私はすでにあれな気がします…。ごめん色々ごめん。でもそういうこと考えちゃうよね！（爆）

▽　現世三人組、やっぱいいよなぁ。着地時の音の違いが素敵。石田は身軽だ…！　きっと竜弦だったら「タン」どころか「タ」とか「ト」だよ。絶対最高潮に身軽だよ石田パパは。なんていうか、動きは息子と一緒なんだけどどういう差なのかお父さんのは優雅すぎて音も可憐なんだよね！　ああもう、あそこに竜弦が混ざってたらと思うだけで萌え死にそうになります。
　一心と竜弦はあっちまで戦いに行かないのかなぁ。わざわざあの服で竜弦の元に現われたってことは、戦う準備はOK、ってことなんじゃないかなと思うんだけど。単に死神化しないとあの場所にはいけないから、とかそんなんでも別にいいんだけどね。でもいくらなんでも竜弦はわざわざ虚圏には行かないか。病院放っていけないもんね。今でさえ、多分雨竜の修行と病院の仕事とで両立がいっぱいいっぱいだったと思うし。雨竜に「お前は生きている人を救う勉強をすればいい」と言い放ったお父さんですもの、自分の病院の患者たちを放って虚圏に行くとかはありえないよなぁ。でも一心と竜弦が共に登場！とかだったらすげー燃えると思うんだけどなぁ。