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約束のときを、きみと

2024'11.24.Sun
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2006'11.06.Mon
 はぴばーすでー、石田!

 誕生日が6日だって気づいたのが、日付が変わってからで本当にごめん!(笑) なぜかてっきり7日だと思い込んでました。思いこみって不思議ねぇ……。
 というわけで、お誕生日ネタを仕事に行く前に練ってみて、なんとかネタだけはできた感じ。ていうか手抜きでごめん!(笑) 小説ページにアップするときにはきちんとした形に……できたらいいなと思うけれど、どうだろう…(汗)

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「お前、今日誕生日だったのか?」
「それが君に関係あるというのか、黒崎一護」
「なんだよ、知ってればなんか用意したのに」
「『なんか』?」
「プレゼントだって。大したもんは渡せねーけど」
「いらないよ。それに、僕は君の誕生日になにもあげてないんだから、もらう権利だってない」
「よし、じゃあ先にプレゼントくれ」
「遅すぎないかい? 君の誕生日は7月だろう」
「知ってたのか、俺の誕生日! ――…まぁ、あれだ、いいだろ遅くなってもプレゼントはプレゼントだ」
「別にかまわないけど……なにがほしいんだい、君?」
「今日の放課後の、お前の時間」
「は?」
「それで、お前には俺の時間をやる」
「なにを云って…」
「だから、今日の放課後の時間だって。お前の時間は俺のもの、俺の時間はお前のもの。立派なギブアンドテイクだろ」
「…………それで、君は僕の時間を使ってなにをしようっていうんだ?」
「そうだな、まず一緒に帰ろうぜ。お前、今日は部活なかったよな?」
「なんで君と……」
「細かいことはあとで決めるってことでいいよな。帰りながらでも時間はあるし!」
「……それはもしや、デートと云わないか?」
「ああ、まあそうだよな」
「そうだよなって、君……!」
「あーもーとにかく決定だ。いいだろ、誕生日なんだから!」


そのとき否定しきれなかったのは、一護の声が予想以上に大きいことに驚いてしまったからだ。
そうに決まっている。そうでしかあえりえない。でなければどうしてこんなやつの言いなりになる理由があるというのだ。
――などと、二人並んで校門をくぐりながら雨竜がひとり呟くのは、ほんの数時間先の話。
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