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約束のときを、きみと

2024'11.24.Sun
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2007'01.23.Tue
 これで毎週の本誌購入が一旦終了ですー。次に石田がでてくるまでは、本誌は立ち読みするか、あとは他の方の感想だけでしのいでいくと思われます(笑) アニメも次の回よりあとは石田不足になる時期だし、しばらく枯れたまんまになりそうで怖いわー…(まあアニメ自体には良くも悪くもさほど期待してはいませんが)。
 
 あ、でも、2月の新刊の内容如何では色々再発するかもしれんね。だって次って「心臓の右」のあの回が収録されるってあたりでしょ多分。ものすごく個人的な予想なんだけど、次の26巻の表紙が竜弦で、27巻のが一心じゃないかと思うのね。だってこの辺りでお父さんたちの表紙がこないと、ほんとしばらく出番がないと思うから…虚圏編の最終局面あたりに現世に戻ってきたところで一護たちの前に現れる、くらいの状況でないとそもそもお父さんたち出てこないだろうし。そこまできてたら多分表紙は十刃かヴァイザードになってるだろうし、そう考えると現段階で表紙になれそうなのってお父さんたちくらいしかいないのよね。
 だから、次の表紙は竜弦でお願いします! できれば本当は「シルバーフレイム」のあの回が収録された巻で竜弦表紙が嬉しいんだけど、でもそれ考えると次の巻で表紙になるべき人がいないんで! だから、次が竜弦で次の次が一心。そうすれば、白崎→竜弦→一心ってものすごい不思議な萌えの連続になるからさ!(笑)


 んで、本編感想としては。

+

 とりあえず、やっぱ石田は殺してなかったね。無差別に人を襲う虚ならともかく、人型で理性と感情がある生き物をただ敵だからと殺せるような人間じゃないんだよな、石田は。もちろん黒崎もだけど。
 そしてこの二人は特に女子ども年寄りには優しいしな、絶対。というか弱者は守って当然だと思ってるよ。このご時世になんつー良い子たちなんだろう…!

 石田とペッシェのやりとりを見ながら、これってもしかしなくても尸魂界編の雨竜vs慈楼坊のときとほとんど同じ流れじゃねーか?と思ってみたり。ペッシェが織姫でさぁ。だって、飛簾脚で助けたり庇ったり、「どこそこを壊したからもう力は使えない、それで充分だよ」とかさ。しんみりした終わり方までそっくり。
 ここまでくるともうあれですね、次に石田が戦うのが十刃で、石田は更なる苦戦を強いられて、その結果に禁忌といわれた技を使いなんとか勝つものの結局再び力を失ってしまう――とかそんな流れになりそうで怖いです。いや折角パパに戻してもらった力なんだし今回は最終形態じゃないから力がなくなるようなことはないと思うけど、それでも今回の戦いが対慈楼坊のときとほとんど同じってのを考えると非常に不安だったりするわけで。

 いやしかし、「一護」と呼ばれて「雨竜だ」と返す石田ももう慣れたもんですね。テンション高く返す気力もないのか、単に慣れたのか、またはそういう気分じゃないのか。なんにしても本当、ペッシェと雨竜はいいコンビだなぁ…。


 そしてチャド頑張れチャド。
 チャドの力はやっぱり虚の力ってことになるのかな。一護にはネルが、雨竜にはペッシェが、恋次にはドンドチャッカがついてるわけで、そうなるとチャドはどうなってしまうんだろう…。ひとりで倒すのかな。なんか、今、これ打ちながら虚の力云々とか考えてたら、チャドの裏切りフラグとか考えかけちゃって怖くなってきた。や、ちょ、どうしようもしチャドが破面側についちゃったら! 虚の力を持つ人間、ってことで興味を持たれて誘いをかけられたりしたら。普通ならもちろんチャドもそんな誘いは断るだろうけど、ここでは織姫奪還が目的なわけで、もし彼らの仲間になると云えば藍染たちのところにいけるだろうしそうなれば織姫の居場所もわかるかもしれない――とか考えての裏切りだったらありえるんじゃないかとか思うのね。
 結果的に、織姫を助ける段階になったら命がけで裏切るんだろうけど、それでも一時的に破面側について一護たちとも戦うことになる、なんて展開はアリなんじゃないかなー…と思ってみたり。
 だってじゃないとさぁ、チャドだけひとりの理由がわからんのですよ(ルキアがひとりってのとはまた違うでしょう、だってルキアには奥義「白哉召喚」があるから…/笑)。チャドがひとりなのは、他の仲間に彼の虚の力(?)を知らせないようにするため、っていう意図があるとしか思えないんだけど…。

 今回のメンバーで、もしかしたら「敵になる」又は「敵方につく」可能性が否定しきれないのはネルとチャドだよなぁ…。ネルに関しては、以前の感想で敵になる妄想があったりします。一護の戦いのあたり。


 しかしそう考えると、現世組ってほんと多種多様で面白いことになってるよなぁ。人間でありながら死神でヴァイザードの一護、退魔の眷属である滅却師の雨竜、虚の力(?)を持つ茶渡、人にあらざる力を持つ織姫、と。彼らの出逢いは偶然であってもきっと必然だったんだろうなー。
 やっぱり面白いじゃん、現世組。どうして死神ばっかりクローズアップされてたのかなぁ(人気云々はさておき)。まあ、個性的な死神がうようよいるなかで、実は現世組もこんな隠れ業があるんですよーとじわじわ見せていこうという考えがあったのかもしれませんけどね。だって考えてみれば現世組って、当然といえば当然だけど死神たちよりもバックボーンは描かれてるんですよね。その生い立ちとか、過去とか。そこからさらに、それぞれのもつ力の秘密が今後明らかになっていくわけで。
 そうなると、あれか、現世での代行編では主要キャラの顔見せと過去バラしがあって、尸魂界編で世界の様と黒幕の存在を見せて、"仮面の軍勢"・破面(虚圏)編で現世キャラたちの隠されていた力が明らかになり、物語はクライマックスへ――ってことになるのだろうか。そか、そう考えるときちんと段階踏んでるのかもなぁ。死神一心が登場したときの「戦う準備をしている」系発言も今後起こるだろうあの世とこの世を巻き込んでの戦いに繋がっていくのだろうし、竜弦の真の力(?)や参加するか否かもも明らかになってないしねぇ。

 あー…なんか、考えてたらこの先もかなり楽しみになってきたよ。やっぱり現世組が絡んだ方が個人的には面白いと思いますこの物語は。だって世界は、そこに生きる人たちが作る物語でしょう。世界の調整を司る死神たちのことも重要だけれど、やはり現実に生きる人たちが自分たちの未来を勝ち取るために戦い、その中で自身さえ知らない力を得て成長してくって方が好きだなぁ。
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